SBIソーシャルレンディングが分配金支払いの遅延に関する日経に対して遺憾。その裏側を読む

ソーシャルレンディング会社のアクシデント続きますね。
最大手M社にから信頼度の高いSBIソーシャルレンディングの記事ですから、ソーシャルレンディング愛好家にとって、結構なショックです。

でも、報道の仕方、事実関係の理解度はお粗末のようです。

SBIソーシャルレンディングの遺憾は当然

7月11日付の日経新聞の報道に対して、SBIソーシャルレンディングが怒ってますね。

 

 急成長が続くインターネット金融でひずみが広がっている。個人が小口で資金を貸し付ける「ソーシャルレンディング」のSBIソーシャルレンディング(東京・港)は、7月の分配金の一部が支払えなくなった。別の大手では資金流用が発覚し、行政処分される見込み。仮想通貨技術を使った資金調達(ICO)でも問題が噴出する。市場の健全な発展には情報開示の拡充が欠かせない。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO32872590R10C18A7EE9000/より引用

 

これに対して、SBIソーシャルレンディングは以下のドキュメントをリリース

 

 

 

各位

2018年7月12日
SBIソーシャルレンディング株式会社

弊社に関する報道について

 平素は、弊社をご愛顧いただきまして誠にありがとうございます。

 本日の日本経済新聞朝刊において弊社に関する報道がなされましたが、当該報道において言及されている弊社運営ファンドにおける分配金支払の遅延につきましては、弊社より7月9日にお知らせいたしましたとおり、貸付先からの延滞を原因とするものであり、「法律等に違反する」ものではございません。

 そのため、当該記事において言及されている同業他社の法令違反に伴う行政処分事例や、全く業態が異なるICOの事例とは、リスクの性質が全く異なるものと考えており、弊社の今回の事案がそれらの事例と並んで記載されることは、大変遺憾でございます。

 また、弊社が貸付先の詳細について開示を行っていないのは、貸金業法上の解釈・運用に従ったものであり、その中で投資家の皆様への情報開示に努めております。

 分配金の支払いが滞ることとなりましたファンドの投資家の皆様にはご心配、ご迷惑をおかけしておりますが、弊社といたしましては引き続き貸付債権の回収に向けて鋭意努めてまいりますので、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

https://www.sbi-sociallending.jp/pages/bl_payment2より引用

上記の内容をザックリ書けば

  • 事実と違う報道がされている
  • 仮想通貨もソーシャルレンディングも同じカテゴリーで問題点を論じられている

 

ちょっと書いた記者、上司のデスク、「ソーシャルレンディングの知識薄いなあ」、って感じます。
今回も問題は借り手側に問題がありそうなので、SBIさんはむしろ被害者。じゃあ融資したSBIの審査体制はどうだったの?って問題もありますが、それは銀行だって同じ。

それを「インターネット金融のひずみが広がっている」の一言で括るのは無理があります。
また、記事後半でIOCと結びつけるのは、滑稽としか思えない。

うーん、日経さんの記者レベルってこんなに低かったのか、それともソーシャルレンディング業界の認知度が低いためにこの程度の記事なってしまうのか。

新興産業の認知度なんてこんなものと思えば、次の日経さんの記事に期待しましょう。

 

紙面化する一般的な手順

普通、記事にするまでの手順としては

  • 取材、原稿入稿
  • デスクチェック、送信
  • 整理部、レイアウト
  • 整理部デスク、チェック
    (幹部社員チェック)

ザックリ、こんな感じだと思います。当然各担当者間では事前打ち合わせ、すり合わせ、デスク会議など随時行われます。

でも、でも、なんです。担当デスクもこれでよしとしたのであれば、ソーシャルレンディングの中身知らなさすぎる。

今までのSBIソーシャルレンディングの実績、誠実性が無になり記事ですね。

maneoの記事もそうですが、ちょっと色眼鏡の感じがするのはワタシだけでしょうか。

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